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2011 05,23 23:19 |
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■筑波大学人形劇団NEUの春公演報告!
報告は、筑波大NEU・OGの胃腸薬(いちょうやく)です!! ------------------------------ ■5月8日(日)、筑波大学 人形劇団NEUの春公演「ダックウォーカー、どこへ行く」に行ってきました。 報告は、NEU・OGの胃腸薬です。(写真が少なくてごめんなさい!) 幻となった卒業公演から2ヶ月弱。地震を乗り越え、後輩たちはどんな舞台を作り上げたのでしょうか。また、新入生向けの公演でもある今回。新入生の心をつかむことができるのか…卒業生としては注目の公演です! ■今回の公演は、以下の日程で行われました。 5月8日(日) 11時~/14時~ @筑波大学 演目 『愛と悲しみの旅路~序章~』 『蟲』 『ねずみくんのぼうし』 受付で人形たちに迎えられ、さっそく中へ。 ■人形+影絵劇『愛と悲しみの旅路~序章~』 ニンジンくんは悩んでいた。ぼくはいつ食べてもらえるんだろう…。ちょっといけすかないジャガイモくんと仲間を集め、さえない野菜たちはカレーになることを目指して、危険な旅(山登り)にでます。内容は大真面目なのに、くすりとさせられる野菜たちの掛け合いが魅力です。 手法としては、山のどこまで進んだかなど影絵によって広い視点から物語を見て、人形劇によって個々の場面を表現する、というものでした。また、印象的だったのは、影絵で仲間の大根がすりおろされる様子を表し、その手前で人形の仲間たちがくやしがる、という場面です。影絵と人形劇が効果的に合わせられた作品でした。 ■人形劇『蟲』 さきほどの『旅路』から雰囲気をがらっと変えた作品。 上司への悪態、動物いじめ、簡単にものを捨ててしまう人たち…シンプルな人形で表現される人間の闇。それとともに成長する不気味な「蟲」。淡々と進められる内容や「蟲」という抽象的な存在が出てくるところから、大人向けの作品に見えました。 人間の人形は、顔のつくりがない球体の頭に、円錐型の布で体を表したもの。表情ではなく、声や動きで感情を表すのが人形劇の特徴ですが、その表現力がより試される人形だったと思います。 ■人形劇『ねずみくんのぼうし』 「ねずみくんのチョッキ」をもとにしたお話。 ねずみくんは新しい水泳ぼうしを手に、プールへやって来ました。楽しく泳いでいたら、いろんな動物たちがぼうしを借りにきて…。ハプニングや恋の要素も加わった「チョッキ」アレンジ版です。 この作品は中止となった卒業公演で上演する予定だったもの。お客さんに見てもらうことができ、うれしいかぎりです!元演出としては、ものたりない部分もありましたが(笑) ■各演目の間にはペープサートによる短い劇がありました。公演名「ダックウォーカー、どこへ行く」にちなんだ内容で、全部で一つのお話になっています。飛行機で大空を舞うアヒル。しかし相棒である飛行機がこわれてしまい、直そうとするが…。 NEUでペープサートを扱うようになったのは昨年から。まだ動きが単調に見える部分もありましたが、今後もどんどん挑戦して、究めていくことでしょう! ■今回の3作品はすべて初上演。しかし新歓イベントとも重なり、実際の準備期間は1ヶ月もなかったようです。そのせいか、詰め切れていないように見える場面もありました。ただ、私が現役のころ、準備にあまり時間がさけないときは、新作でももとからある人形を使いまわしていましたが、今回の春公演は人形もほとんど新しくつくったようです。作品ごとに趣きの異なる人形で、ものづくり力の深さを感じました。これからも、その攻めの姿勢は忘れずにいてほしいと思います。 人形劇団NEUのみなさん、おつかれさまでした! .............................. 報告者:胃腸薬(筑波大学人形劇団NEU OG) PR |
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