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2011 03,06 23:03 |
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過去のひとみ座稽古場・アトリエ見学会はこちら! ・2009/3/11 人形劇団ひとみ座「マクベス」稽古場・アトリエ見学会 ・2006/9/15 デフ・パペットシアター・ひとみ稽古場見学会 ・2006/8/22 人形劇団ひとみ座稽古場・アトリエ見学会 ------------------------------------------------------------ ■3月5日(土)、人形劇団ひとみ座(公式サイト)「ロミオとジュリエット」を観劇してきました! 今回は、ひとみ座の若狭さんからこどがくメーリングリストへ告知していただいたことがきっかけでの観劇でした。若狭さんには学生当時、こどがく企画ひとみ座稽古場・アトリエ見学会へ参加していただいたことがあります。 当時は大学の人形劇サークル員だった若狭さんが、今はプロの劇団員となって、なんと逆に僕たちを招待してくださる…すごく感慨深いものがあります! ■元住吉駅から徒歩15分、閑静な住宅街…の中に、ちょっと不思議な雰囲気の建物、ひとみ座に到着! この日は昼夜の2回公演で、僕は夜の回に行きました。 ■会場内には、1970年代「ロミオとジュリエット」初演当時のポスターも掲載されていました。つまり今回は…40年前の公演の再演! 白黒ポスターからは当時の空気が伝わってくるようです。 ■上演時間は約70分。仮面と大きな布だけで作られた人形たちが、有名な悲劇を演じていきます。 仮面と布というのは、例えるなら大きなてるてる坊主のようなもので、関節や仕掛けもなく、本当にシンプルなものでした。けれど、仮面は顔の向きや光の加減によって笑顔や泣き顔など複雑に変化していました。布の体も、後ろに演者がつくことで、踊りを舞い、剣を振り、主人公たちの恋に焦がれる情熱を生々しく表現します。そうかと思えば、布を大きく広げて階段にもたれかかり、すっと演者が立ち去ると、無機質な物そのもの、つまり死を表現していました。 ■この、「物が人間以上に命を持ったり、人間以上に命を失ったりする面白さ」は、まさに人形劇ならでは! ロミオの親友マキューシオの死や、ジュリエットの婚約者パリス(演者:若狭さん!)の死のシーンでは、人形の死にっぷり(?)に、「ほぉ…」とため息をついてしまいました。 ■上演後はキャスト・スタッフの方々との交流会が催されました。原作をどう解釈し演出していったか、人形がこんなにシンプルになっているのはなぜか、などなど、質疑応答を交えながら、劇の楽しさを深める時間となりました。 そういえば、観客席には大学生や外国の方もいて、老若男女+国境を越えて集まっている印象。 「人形に語らせる」という個性は、人間が演じる劇よりも、より色々な人の感情を揺さぶる力があるのかも、と以前考えたことがあります。人間本人が演じるよりも、感情やメッセージが研ぎ澄まされているというか… ■帰りはキャストの方々に見送られながら。若狭さん、ありがとうございました! ------------------------------ 報告:かった(こどがく) PR |
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