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2009 04,13 01:46 |
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第14回企画『人形劇団ひとみ座「マクベス」稽古場・アトリエ見学会』開催!参加者の胃腸薬(筑波大学人形劇団NEU)、もりりん(東京家政大児文研ほうき星)に参加レポートをいただきました♪
------------------------------------------------------------ ■2009年3月11日(水)、人形劇団ひとみ座「マクベス」の見学会が行われました。 ひとみ座に所属している、まーねこさん(こどがく)のお誘いもあって生まれたこの企画。神奈川県川崎市のひとみ座へ、家政大・筑波大の4名がおじゃましてきました! ■今回の見学は、以下のような内容でした。 15:30~ 稽古見学①(場面稽古、音と合わせる全体稽古) 18:15~ ひとみ座内・アトリエ見学 18:45~ 稽古見学②(場面稽古、ダメ出し) 21:00~21:40 人形体験・質問 稽古見学については筑波大学人形劇団NEUの胃腸薬が、アトリエ見学・人形体験については東京家政大児文研ほうき星のもりりんが、それぞれ報告します! ■稽古見学①
初ひとみ座で最初に入った稽古場。私、胃腸薬には刺激が強かったです。どーんと設置された舞台とその向かい側にある鏡、高い天井に吊るされたスポットライト。そして…きょ、巨大な魔女がいる! ちょうど魔女の場面の稽古中ということで、さっそく見学です。 3人の魔女がつぼを囲んで話す場面。動きやそのきっかけについて、演出の藤川さんから指示がとびます。さてこの動き、なかなか難しそうです。というのも、魔女1体の操作は人3人が頭・右手・左手と分担しているからです。左手の人は右手の動きが見えない、などあるようですが、それを巧みにこなす方々には脱帽です! 次は、音と合わせる全体稽古。音楽の入る場面を通し、音楽担当の方が曲の長さを調整していく、というものです。時間を計り、それに合わせて作曲するようです。つまり役者さんたちもその計った時間を守りつつ演技なわけで、うーんつくりこまれている、と感じました。 ☆おまけ 稽古場には様々な人形がいましたが、下の写真は舞台上段のマクベスとマクベス夫人。このときマクベスがピースしてくれました! 劇中では見られないだろう貴重な体験、忘れられません。 では次はアトリエ見学。 もりりんにバトンを渡したいと思います♪ ■ひとみ座内・アトリエ見学 それでは、ひとみ座施設の見学レポート◎ 稽古場を出て、出発はロビーからです♪ ロビーには人形の展示があり、1961年に上演された『マクベス』の人形も見ることができました!左の写真がマクベスとマクベス婦人、今回のものとは、デザインも構造も大分異なるものでした。 ロビーを出て向かいにある建物(写真右)、ここには社宅があって住んでいる方々もいるとのこと。食堂、事務所などもあるそうです。 そして、少し奥へ行ったところに「第2スタジオ」やアトリエなどがある建物がありました。 小稽古場からアトリエへ向かう途中にあったのは、右上の写真の部屋。休憩をとったりできる場で、いわゆる「部室」のような部屋だそうです。棚には漫画もありました◇ 最後はアトリエです!様々な道具や材料、壁に貼られた図案、見たことがないようものもたくさん!「ここでなら何でも作ることができそう」というような気分になる空間でした。 ◆アトリエ全体の大きな空間の中に独立した個室のようにあった「裁縫室」。畳の部屋でした◎ ◆片隅にあった小さな扇風機、石膏を乾かしているところでした。 ☆ひとみ座内・アトリエの見学を通して、ひとみ座の人形劇を作り上げる側面や裏側の部分をいろいろと覗くことができたようでした◇ ■稽古見学② 戦闘場面の稽古でした。剣で斬り合う人形たち。いかに斬り、斬られるか。きれいに魅せつつ迫力もある人形の動きを探っていきます。演出さんの指示もありますが、ここでは、いわゆる先輩による後輩への指導が多々見られました。受け継がれる技術、ですね。 大人ほどの大きさがある人形たちはきっと重いでしょうが、躍動感があふれていました。 まーねこさんも兵士(だと思います)を演じ、躍動していました! 稽古の最後に、30分ほどの「ダメ出し」がありました。昨日の練習についての、演出さんの指導が伝えられていきます。「ここのマクベス夫人の心情は○○だから、××な感じで演じて…」などから、丁寧に考えて演じることの大事さを改めて思いました。 ■人形体験・質問 稽古後、何人かの役者の方々と人形体験も交えてお話をさせていただきました。 人形のつくりや仕掛け、動かし方などを、間近で見ながら触れながら学びます! 人形は、それぞれの役者さん自らがより扱いやすいように改良したりもするそうです。 また、人形は操作する首などの動きやすさが命だそうで、よりよく動くように蝋を塗ったりするというお話なども聞くことができました。 戦闘場面の稽古が目の前で行われているその時、マクダフの剣を手にとって見せていただくことも! 持ってみると予想以上にずしりと重く、デザインも近くで見るとなおさらリアル!剣一つで凄い迫力でした。 「人形劇を演じるにあたって大切なこと」「人形を生かすには」などの質問にも親身に答えてくださいました。役の心情をよく考え、そして、人形の動き一つひとつを丁寧に考えて表現していくことなどについてのお話、その大切さをぐっと感じました。 ☆「止まっている時があるから『動き』が生まれる」という言葉がとても印象的でした! ■プロの人形劇をつくり上げている場の見学、ひたすら感心してしまうような高レベルの世界に触れて、圧倒されてわくわくして感動して・・・濃厚な時間があっという間に過ぎたようでした! ちなみに、見学後の帰り道は、興奮冷めやらぬままとにかく「すごい、すごい」などと言いながら、寒さにもおされてやたら早足でした。 人形劇団ひとみ座の皆さま、ありがとうございました! ------------------------------------------------------------ 報告:胃腸薬(筑波大学人形劇団NEU) もりりん(東京家政大学児童文化研究会ほうき星) とても充実した報告ありがとうございました!(かった) PR |
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